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ワークス 木村です。
さて↑の部品は何でしょう???
正解は、排気ガスの濃度を測定するO2センサー(お-つ-せんさ-)と呼ばれる重要な部品です。
エンジンから排出された直後に装着されていて、排気ガス中の残存酸素濃度と大気中の酸素濃度の差から空燃比(燃焼に必要な空気とエンジンに供給した燃料の重量比)を算出し、エンジンのコンピューターへ送信します。
コンピューターはその瞬間のエンジン負荷に最適な燃料噴射量を決定する必要がありますので、このO2センサーからの信号が非常に重要です。
リッチ(濃い)と判断すると燃料噴射量を減らしリーン(薄い)にしようとします。
リーンと判断したらリッチになるように燃料噴射量を増やします。
単純に言うと、これを繰り返しているんです。
年々排気ガスの規制が非常に厳しくなってきています。
上記のリーン・リッチの繰り返しの速度を上げ、きめ細かく燃料噴射量を変更することで、排ガス規制に適合するクリーンな(?)排気ガスになるんです。
コンピューターの日進月歩の進化が演算速度を上げ、クリーンな排気ガス
に貢献しているのです。
こんな話を聞くと、アクセルを踏み込むのをためらってみませんか?(笑)